芸能界へのデビュー|オーディションについて考える

オーディションに合格してデビュー後も努力が必要です

憧れがあるのが良いですが、いつの時代もアイドルや俳優や女優、モデルに憧れる若者はたくさんいます。スカウトされたことでデビューする場合もありますし、オーディションの利用によりデビューを目指す人もいます。自分自身がモデルや俳優になりたいという夢を持っていれば、たくさんオーディションを受けて、合格するまで頑張るというケースも珍しくはありません。でもどの世界でやっていくにしても、オーディションを勝ち抜くことはあまり簡単ではありません。
モデルであれば容姿は当然ですが、身長やスタイルはもちろん、どのように服や小物を魅力的に見せることができるかという表現方法も望まれます。

また俳優であれば演技力は当たり前ですが、場合によっては歌唱力も求められます。その人の容姿や体格は合否の重要な判断材料ですが、その人の基からのオーラというのはオーディションに関してとても重要です。オーラというものは何か訓練したから出るものではなく、その方の空気感そのものをさします。そのため、ある意味天凜とも言える才能です。

しかしそういった神通力をもった人でさえ、オーディションに受かっても、実際にデビューするというのはシンプルではありません。デビューするまでに養成所に入る必要があり、訓練の時間があることもしばしばです。またデビューしたと仮定しても、その後は自然に消えていく方も本当に多いです。
それくらい華やかな世界で生き残るというのは難しいことです。

まずはデビューから始めなければなりませんが、実際はデビュー後どうしていくか、ということが肝要です。オーディションに受かり、養成所で過ごし、無事デビューしたとしてもその後活躍できるかどうかは本人の努力はいうまでもないですが、周りの環境にもよります。周囲の人に応援してもらえるような人格づくりも欠かせないし、仕事がない時でもかわらぬ努力をする姿勢が後々評価されます。絶えず切磋琢磨し続ける世界は厳しいものがありますが、にも関わらずオーディションを受けてデビュー希望なら努力が必要です。