
パフォーマーは人気の為オーディションは臨戦態勢で望みましょう
テーマパークのパフォーマーは人気のある職種です。それだけに、応募する人も多く、激戦となっています。パフォーマーになるためにはオーディションを受けなければなりません。テーマパークでのパフォーマーの場合は、ダンスをはじめとしてさまざまな能力を必要とします。パフォーマーと一言で言っても、いろいろなジャンルがあるので、自分がどのジャンルのパフォーマーを目指しているかで準備するものが違ってきます。
シンガーを目指す場合は、イメージの違う曲を数曲用意していくことが求められます。楽曲の演奏の上手下手ではなく、その楽曲に込められたストーリーをどう表現するのかが見られています。ボーカルオーディションには伴奏がつくことが多いです。用意していった楽曲の他に、その場で新たな曲が追加され、アドリブで歌うことが求められる場合もあります。アクターの場合は、1分間ほどで演じられる寸劇を用意していきます。ただセリフを読み上げるのではなく、そのセリフにはどんな気持ちが込められているのかを表せるようにしておく必要があります。用意していった寸劇にセリフが追加される場合もあります。また、即興劇に参加することを求められる場合もあります。ダンサーには、さまざまな能力が求められます。それぞれのオーディションによって求められる能力は違いますので、応募する前に確認しましょう。ダンサーの場合は、ダンスに合ったウェアやシューズを用意して出かけます。オーディションの開始時にはすぐに動けるように、事前にストレッチやアップを行うことを踏まえて、時間に余裕をもって出かけましょう。ミュージシャンの場合は、自分の技術力や表現力が出せる作品を数曲用意していきます。曲数はオーディション毎に指定されます。初見で演奏したり、マーチングを行ったりする場合もあります。楽器は自分で持ち込むのが一般的です。
キャラクターのぬいぐるみに入るパフォーマーの場合は、特に準備していくものはありませんが、実際にパフォーマーとなった時にセリフを言う訳ではないため、身体の動きや身体的特徴、立ち居振る舞いなどがチェックされます。曲芸やアクロバットなどのスタントパフォーマーは、体操競技を経験していることが必要です。空中曲芸の経験者なら有利です。オーディションでは、つり輪、鉄棒、跳躍器具などを行ったり、ブランコ、空中曲芸、高所や水中、火や特殊効果の近くでの演技を求められることもあります。
オーディションは、会場に到着する前から始まっていることを意識しましょう。特にパフォーマーの場合は、その場に行ってすぐに技を披露するのは難しいものが多いです。オーディション開始の時間には、準備万端の状態で臨めるように、時間に余裕をもって出かけてオーディションで最高のパフォーマンスが行えるように、入念な準備を行いましょう。基本的にオーディションに指定された時間の15分前には到着するようにしましょう。いかなる理由があっても、オーディションに遅刻してしまうと、オーディションを受けられなくなったり、マイナス評価の対象となります。どの分野のパフォーマーとしてオーディションを受ける場合であっても、履歴書と顔写真を持参しましょう。履歴書と写真は、自分自身をアピールする素材となりますので、しっかり丁寧に書きましょう。特にパフォーマーとして応募するジャンルのコンクールや、コンテストなどで受賞歴がある場合は必ず記載しましょう。写真は自分らしさが表現できるように撮影しましょう。作り上げた笑顔や表情ではなく、ナチュラルな表情のものが望ましいです。メイクは濃すぎず、ナチュラルメイクになるようにします。写真は自分を表す名刺代わりであることを忘れないようにしましょう。高画質で鮮明な写りのものを持参します。写真の裏には、自分の名前を書きましょう。志望動機はありきたりのものではなく、自分の言葉で書くようにします。