新規購入が前提になるか否かが下取りと買取の違い

いらない物を処分したいと思う我々が物を売却する手段には、色々あります。その中の1つは買取ですが、下取りもそれの1つに該当します。

その2つはよく混同されるのですが、若干異なる方法になるのです。初めに後者の下取りという方法は、購入を前提とした売却になります。例えばあるお店にて、品物が販売されている状況だとします。

そして来店客が、そのお店の商品に対して興味を持ったとします。その際、来店客としては、商品を購入することが多々あるのです。

ところで来店した客にとっては、すでにそのお店で別の品物の購入をしていることもあるのです。仮にその商品をAとします。それから現在、買おうとを考えている商品を、Bだとします。

その時は、まずその来店客としてはAという品物の売却手続きを行います。それを行うと共に、Bの品物の購入手続きも行うことになります。つまり、新たな品物購入することと同時に、持っていた品物を売ることになる訳です。

自動車などでは、こういうケースはよくあります。それに対して買取の場合は、もう少しばかりシンプルな方法になるのです。買取の場合は、必ずしも新しい品物を購入するとは限らないからです。あくまでも品物の売却手続きだけで、Aを売却するだけなのです。

またBのように商品を購入することは無いのです。要するに、新規購入が前提になるか否かが、その2つの売却方法の主な違いになります。また人々は、たまにその2つの方法を比べているのです。

割高を求めている方々は、下取りではなく、買取という方法を選んでいることが大量です。その理由は後者の方法の場合は、前者に比べ、売却金額が高めになることが多いからです。

しかし下取りの場合は、手間に関する利点があります。1つのお店だけで全ての手続きが完了しますので、あまり手間がかからないことがよくあります。要するに、金額の高さを重視するなら買取の方が良く、手間を抑えて売り払う手続きをしたいと思うのであれば、下取りの方がこのましいということになります。